本堂
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昭和55年再興建築 棟梁 細見 宏 |
山門
安政2年 1756年 |
観音堂
昭和57年再興建築 |
淡島神社
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天正年間保月城落城秘話が言い伝えられている神社で、小建築ながら総欅づくりで丁寧な細工が施されている。 |
稲荷堂
かつての稲荷堂は弘化三年當山九世慧林代建築と記されており160年になる。近年老朽化がすすみ、平成19年8月より工事にかかり10月28日落慶法要を迎えた。お堂の建築は桧材を寺山から搬出、地元の大工さんが工事を担当、自然石の石段や17基に及ぶ鳥居の朱色も山裾の緑の中で一段と映えて美しい。 |
石庭
平成5年、練り塀石垣改修時にあわせて石庭を造営する。 |
春の圓光寺と桜
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正面参道のサクラは終戦後また境内南の十数本のサクラは昭和55年本堂・庫裡再建時に植樹された。いずれもソメイヨシノであるが、ほかにボタンザクラやヤマザクラも見られ、春には多田地区の老若男女が集まる花見が催される。夜桜見物もできる。 |
カリン
サクラの季節が終わると、山門下に100年近くなろうとするカリンの木の開花が見られる。小さいが薄紅色の花はなんとかわいいことか。秋(10月)にはのどに効くカリンの実で果実酒が作られる。 |
アジサイ
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梅雨の季節には寺境内の南城山登山道付近に、北側の農道に洋アジサイが見られ、散策に訪れる人の目を楽しませてくれている。 |
ナツツバキ
7月になると境内に白いツバキが咲く。別名「シャラノキ」ともいい夏に咲くかれんなツバキに似た花である。葉の奥に花を付けるので気をつけて見ないと見落としてしまうほど上品な花である。 |
コバノミツバツツジ
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早春、新葉の展開に先だって紫から淡紫色の花を咲かせる。春の訪れを実感させるツツジである。保月城跡(黒井城跡)に上がる登山道にたくさん自生しており、ギフチョウがこの花の蜜を食べて成長するといわれている。開花時期とギフチョウの孵化時期と重なることで有名である。 |